コロナ禍だから考えたい地域の持続可能性と行政の社会責任調達

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大やその予防のために、私たちのくらしは、大きな影響を受けています。特に、地域を支える重要な担い手である中堅・中小企業にとって、営業の自粛や、外出などを控える傾向は甚大な影響を与えており、地域の持続可能性を脅かしかねない状況です。
これに対し、全国各地で、「営業再開時に使えるクーポンを買おう」「テイクアウトしよう」「地元に泊まろう」といった、地域の事業者を支える動きが、市民による自発的な取り組みとして拡がりつつあります。

今回の事態の前から、世界各国では、行政の調達・購買時に、地元企業や、環境・社会的な側面への取り組みが進んだ企業を優先的に取り扱う「環境配慮調達・社会責任調達」が、制度として位置付けられ、持続可能な開発目標(SDGs)にも取り上げられています。

本セミナーでは、グリーン購入ネットワークの理事・事務局長の深津学治氏、業界として行政における社会責任調達の促進を働きかけていらっしゃる全日本印刷工業組合連合会の常務理事・SR調達研究部会部会長の江森克治氏、そして、CSOネットワークの理事・事務局長の長谷川雅子氏をお招きし、地域と自社の持続可能性を高めるために、中堅・中小企業が環境をはじめとする社会的責任に取り組む意義、そして取り組みを後押しするために必要な行政の施策の在り方について、ご紹介いただくとともに、ご参加のみなさまとともに考えたいと思います。

開催日 2020年8月18日
開催時間 2020年9月15日(火)18:00~20:00
会場 オンライン
対象 本テーマにご関心をお持ちの方(NNネット会員以外の方もご参加いただけます)。
持ち帰れる成果 各登壇者の発題から、地域と自社の持続可能性を高めるために、中堅・中小企業が環境をはじめとする社会的責任に取り組む意義、そして取り組みを後押しするために必要な行政の施策の在り方について学びます。
参加費 0 円
参加費備考
スケジュール 趣旨説明(5分)、発題①(20分)「公共団体の調達マネジメントと企業のサステナビリティ経営」、発題②(20分)「時代の転換点における印刷業界の社会責任への取り組みと、調達への働きかけ」、発題③「公共調達を地域の持続可能性から考える〜国内外の動向と自治体の取り組み〜」 、ディスカッション(20分)地域の持続可能性向上につながる中小企業支援とは(仮)、質疑応答(15分)、まとめ(5分)
講師・登壇者 深津学治 氏(グリーン購入ネットワーク 理事・事務局長)、江森克治 氏(全日本印刷工業組合連合会 常務理事・SR調達研究部会部会長)、長谷川雅子((般財)CSOネットワーク 理事・事務局長、NNネット構成団体)、<進行:川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者 、NNネット幹事)>
定員 90
備考 http://sr-nn.net/archives/5608
申込みはこちら

申込先ページリンク
https://forms.gle/C3D2QHSB1CSxiBiV8