近年、民間による地域の課題解決を下支えするため、コミュニティ財団や市民ファンドと呼ばれる地域内での寄付・出資等を集めて社会的事業に助成・投資等を行う資金仲介組織(以下、コミュニティファンド)を設立する動きが広がっています。
コミュニティファンドでは、市民から寄付を託していただき、地域にとって必要な事業・活動に助成をするという基本的な役割を担うとともに、人生最後の社会貢献としての遺贈寄付の相談窓口・仲介役、発災時・コロナ禍など緊急的なニーズに対応する基金設置、SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)と呼ばれる社会的投資による資金仲介の仕組みづくりなど、多様な取り組みが生まれつつあります。
さらに、2019年からは休眠預金の活用が本格的に始まり、これまでに約150億円がこれら地域のコミュニティファンド等を通して社会的事業に助成されています。
そこで、今回、休眠預金制度の活用状況や地域の資金循環を促進するコミュニティファンドの一種である「コミュニティ財団」の取り組みに関するセミナーとともに、コミュニティファンド設立・運営のための助成プログラムの公募説明会を開催します。
■開催日時:2022年4月25日(月)14時〜16時30分(終了後、17:30まで相談会)
■会場:高松市市民活動センター(高松市常磐町1丁目3−1 瓦町FLAG8階)
■プログラム:
14:00〜 開会・趣旨説明
14:05〜 講演「休眠預金制度の概要と活用状況〜民間公益活動の担い手づくり・すその拡大に向けて〜」
…休眠預金制度の概要や現時点での実績、また資金分配団体や実行団体の具体的な活用事例について説明します。
(話題提供)一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA) 鈴木均事務局長
14:35〜 講演「地域の資金循環を生み出し、地域の課題解決を促進するーうんなんコミュニティ財団のケースー」
(話題提供)
公益財団法人うんなんコミュニティ財団
理事 石原尚実
…「地域性」と「市民性」を大切にするコミュニティ財団は、地域でどのような期待に応えているのか。うんなんコミュニティ財団では「みんなでカンパ」「課題共有会議」など様々な取り組みをしています。
15:25〜 講演に対する質疑応答
15:40〜 休憩
15:50〜 公募説明「地域の資金循環とそれを担う組織・若手支援者を生み出す人材育成事業」
16:10〜 公募説明に対する質疑応答
16:25 閉会
16:30〜 個別相談会
17:30 終了■申込方法
以下のフォームより必要事項を記入の上、お申込ください。
https://forms.gle/xAddMr1gzS3xjYTn9
【助成事業概要】
全国コミュニティ財団協会では、休眠預金を活用して、全国の地方都市において、「地域の課題解決を支える地域の資金循環(ファンド)機能とそれを担う組織及び若手人材を生み出し、育む事業」に対するスタートアップ支援助成の公募しています。
申請にあたっては、オンラインでの個別相談会をご利用ください。
■事業名称:地域の資金循環とそれを担う組織・若手支援者を生み出す人材育成事業
■対象となる事業
「地域の課題解決に取り組む社会事業」や「中小企業の社会事業進出」を持続的に支援する ため、助成期間中に実施する以下の 3 点の実現を目指す事業を対象とします。
事業趣旨を踏まえた上で、実行団体の知見を活かした独自提案も歓迎します。
(1)資金仲介
(2)伴走支援
(3)エコシステム形成
■助成期間
2022年7月1日〜2025年2月28日
■助成額
上限2,200万円/団体
(3年間の総額/評価関連経費を除く)
※詳細はウェブサイトより公募要領をダウンロードしてご確認ください。
https://www.cf-japan.org/newspress/895/
開催日 | 2022年4月25日 |
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開催時間 | 2022年4月25日(月)14時〜16時30分 |
会場 | 高松市市民活動センター(高松市常磐町1丁目3−1 瓦町FLAG8階) |
対象 | |
持ち帰れる成果 | |
参加費 | 0 円 |
参加費備考 | |
スケジュール | 講演「休眠預金制度の概要と活用状況〜民間公益活動の担い手づくり・すその拡大に向けて〜」/講演「地域の資金循環を生み出し、地域の課題解決を促進するーうんなんコミュニティ財団のケースー」/公募説明「地域の資金循環とそれを担う組織・若手支援者を生み出す人材育成事業」/終了後、個別相談会あり |
講師・登壇者 | 一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA) 事務局長 鈴木均氏/公益財団法人うんなんコミュニティ財団 理事 石原尚実氏 |
定員 | 30名 |
備考 | |
申込みはこちら |
申込先ページリンク |