非営利組織のリーダーの大きなビジョンを実現するために、新しい事業の立ち上げが避けられません。協力者とのつながり、特に資金提供者の応援を得ることが求められます。
近年、支援の緊急性が高い活動には、志ある資金提供者や財団の助成金プログラムが緊急で立ち上がり、応募するための対応業務も求められます。
けれども、日々の活動に手いっぱいで、新しいアイディアはあるけれど、プロジェクトをはじめることに悩んでいるNPOのリーダーは多いのではないでしょうか。
本ゼミのテーマは、助成金申請書のサポートをする「グラント・ライターの養成」。想いのあるNPOのリーダーと、志ある資金提供者をつなげるノウハウを学びます。
※グラント・ライター ( Grant Writer ) とは : 助成財団の助成金制度に対して、非営利団体とともに助成申請書の記入をサポートする人。
講師は、社会的インパクト・マネジメント 伴走者として活動を行う伊藤さん。伊藤さんは2020年春、新型コロナウィルス対応に奔走するNPO法人のために、「 Grant Writing Support Program 」を立ち上げました。助成金に応募するリソースを捻出できない非営利組織をサポートする活動です。
助成金申請前の情報収集から、申請書作成のためのNPOのリーダーへのヒアリングのポイント、事業プランづくり、資金提供者がもとめる事業設計ロジックの理解、申請までの上手な段取り、申請書の質を高めるコミュニケーション方法など幅広く学びます。
▼詳細:https://npo-sc.org/training/good-business-studio/curriculum/21015/
【プログラム】
第1回 : 事業を構想し、調査分析し、社会的価値の効果的な発揮に繋がる事業の計画
・良い助成金申請書を作成し、助成金を獲得するために一番必要なものとは。
・書くテクニック、事業の見せ方の工夫ではなく、「社会にとって本当に意味のある事業計画になっているか」が最も重要。
・助成金申請は事業を構想し、可視化し、ステークホルダーと共有する絶好の機会。
・第1回では助成金を申請するために、最も重要な事業計画をブラッシュアップする方法として、ニーズ分析とセオリー分析の手法を解説。
第2回 :助成金申請は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」?助成金獲得の確度を上げるコミュニケーション術
・助成金申請書に、プロのライターレベルの「書くスキル」は必要ない。
・Grant “Writing”に必要なのは、「何」を書くのか、「事業の切り口」をどう設定するか。
・助成金審査側にとって読みやすくなっていること、また「社会や対象者に対して、本当に意味のある価値提供が行われるのか」という点が重要。
・第2回では、ロジックモデルの作成とニーズ分析、セオリー分析によって事業計画をブラッシュアップした後に、さらに助成金獲得に向けて「申請書の質」を高めていくための具体的な手法を解説。
【ご確認のうえ、お申込みください】
・研修の解説順番は、多少変更になる可能性があります。
・本講座は「質の高い助成金申請」をするための知識を学ぶ講座です。そのためライティングスキルは基礎的なスキルに触れますが、プロのライター養成講座ではありません。
・講座の大部分は「事業をどのようにブラッシュアップし、質の高い助成金申請を行うか」という点に主眼を置いています。
【受講料】
▼ 料金プランA(個人受講)
・受講料(2回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
・お支払い : 事前のお振込となります。請求書をメールで送付しますので、講義開始の1週間前までにお振込みください。なお、直前にお申し込みをされた方は、現地払いも可能です。
・お申込み : 本ページ下部のフォームより必要事項をご記入ください。
・その他 : 現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
▼料金プランB(団体受講)
・受講料(2回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
※オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
・お支払い : 事前のお振込となります。請求書をメールで送付しますので、講義開始の1週間前までにお振込みください。なお、直前にお申し込みをされた方は、現地払いも可能です。
※個人会員の方は、ゼミの団体受講については会員価格(受講料割引)の対象外となります。
・お申込み : 本ページ下部のフォームより「受講者全員分」の必要事項をご記入ください。希望参加方法(現地参加 or オンライン参加)を必ず選択してください。
・その他 : 現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
▼団体受講について
・同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
・各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
・現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
▼映像視聴方法
・Vimeo 動画のシステムで映像配信します。アカウント登録などの必要はありません。
・受講料お振込み確認後、開催3日前を目安に「放送URL」を申し込みメールアドレスにお送りします。
・生放送時間+終了直後から2週間以内であれば、映像を何回でも視聴できます。
映像配信・技術協力 : 株式会社VoiceJapan
▼料金プランC(オンライン受講:聴講生)
・受講料(2回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
・聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。
・お申込み : 本ページ下部のフォーム「【オンラインで受講】お申し込みはこちら」より必要事項をご記入ください。
▼映像視聴方法
・Vimeo 動画のシステムで映像配信します。アカウント登録などの必要はありません。
・お申込み確認後、開催3日前を目安に「放送URL」を申し込みメールアドレスにお送りします。
・生放送時間+終了直後から2週間以内であれば、映像を何回でも視聴できます。
★本ゼミは「オンデマンド見放題 Premium プラン」対象研修★
・人数制限なし、視聴期間が10倍(生放送終了後から6ヶ月間)、定額制(月額30,000円)の、「 Premium プラン」での受講も可能です。
・詳細はこちらから⇒ https://npo-sc.org/training/good-business-studio/premium/
開催日 | 2021年11月16日 |
---|---|
開催時間 | ①11/16(火)14:00-17:00 ②11/30(火)14:00-17:00 |
会場 | NPOサポートセンターオフィス (東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階) |
対象 | ・応援しているNPOの、助成金申請書のサポートをこれから始めたい ・ライターのスキルを活かして、NPOを手伝いたいと考えている ・NPO支援センターの相談窓口の方で、助成金申請書のサポートが難しいと感じている ・数十万円の助成金は獲得しているが、数百万円以上の助成金が通らないことに悩んでいる |
持ち帰れる成果 | ・助成金申請書に必要な「事業計画書」を、NPOのリーダーと作成するための思考方法(フレームワーク) ・NPOが直面する社会課題の現場感覚を可視化し、活動の目標設定をして、助成金申請書にまとめる方法 ・助成金審査側が求める、申請書の質を高めるポイントの理解 |
参加費 | 30000 円 |
参加費備考 | ▼ 料金プランA(個人受講)・受講料(2回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ) ▼料金プランB(団体受講)・受講料(2回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )※オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。 ▼料金プランC(オンライン受講:聴講生)・受講料(2回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ) |
スケジュール | |
講師・登壇者 | 伊藤 枝里子(社会的インパクト・マネジメント 伴走者、Japanese Women Leadership Program 2020 Spring Fellow) |
定員 | 6名(オンライン参加者は除く) |
備考 | |
申込みはこちら |
申込先ページリンク |